2022年2月14日月曜日

新型コロナウイルス感染症に関して

・新型コロナウイルス、特にオミクロン株は重症化し難いとの情報があります。またみなし陽性の導入によって、医療の負担を軽減するような措置も取られています。もう大丈夫ではないかとの雰囲気もあります。

・一方 実際に感染した立場になると 周囲の目がデルタ株と同様に厳しい事も多く、会社によっては 隔離期間最終日のPCR陰性化の確認が必須となっている場合もあります。まだまだ厳しい状況です

・このような社会不安は2009年の新型インフルエンザウイルス感染症の流行によく似ていると、私は感じています。

・我々(医)やまゆり会の各医院は、あの時の経験を元に皆様を正しい方向に導いていきたいと存じます

・ここが大切です。デルタ株とオミクロン株の違いです。

 オミクロン株は 重症化率がデルタ株の約1/3と低い

      でも 潜伏期間が3日と短い

     さらに より短期間(3日以内)に重症化する

 重症化する人は少数ですがデルタ株より早期に悪化する可能性があります

・花粉症なのか オミクロン株なのか区別がつかない状況で、PCR検査が遅れ

 た場合、花粉症だと思い込んでいたら実は新型コロナ感染症で、あっという間

 に重症化する可能性があります。

・子供たちはワクチンを接種出来ておりません。高齢者や基礎疾患のある方への3回目のワクチン接種も充分には行えておりません。まわりの子供達が重症化したらどうしますか。数が少なければ、良いのですか。その方にとっては大事な命ですよ。

・我々(医)やまゆり会の各医院はWEB問診を充分に活用し、PCR検査、抗原検査を行っております。検査をお勧めすると、びっくりされる方、拒否される方、後でキャンセルされる方。いろいろいらっしゃいます。

 どうか我々を信じてください。皆様の為を思い検査をしておりますので。